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男が結婚を決意するとき、一生、妻子を大切にして支えていこうと思う反面、現在の収入面で強い不安も抱いています。 それに反し、女性が結婚するときには 「何とか働かずに男性の収入だけでやっていきたい」 「経済力のある男といっしょになりたい」 「子育てだけに集中したい」 「いまの生活レベルは落としたくない」 ということで、「自分よりも収入が低い男性は最初からイヤ」と公言する女性もいます。 もちろん、そんなことを面と向かって言う女性はいないでしょうが、男は、お金のことには敏感で、女性の言葉の端々にそれらを感じたら、結婚に逃げ腰になってしまいます。 つまり、ファッションにしても、遊びにしても、食事にしても、デートのときから、お金のかかる女性だなあと感じたら、男は逃げていきます。
「恋愛はいいけれど、一緒に苦労してヘトヘトになるまで働くような生活はイヤ」という考えでは、幸せな結婚はムリです。どんなに成功した男でも、若いときからお金があるわけではなく、努力した末に成功し、結果的に生活が楽になっていったはずです。 男には、いまの生活に満足することなく、常に自分のやりたい夢や目標に向かって走りたいという欲望があり、そのためには、一時的には生活レベルが下がることだってあります。 そんなとき、男性が一緒にいてほしいのは、困難をともに乗り越えてくれる女性です。 たとえば、何かでピンチに追い込まれたときにも、なんでも話すことができ、折れそうになる心をしっかり支えてくれるパートナーこそ、世界一素晴らしく頼りになる彼女と思えるのです。 男は、そういう女性のためにこそ、「どんなことをしてでも、彼女にだけは苦労させてはならない」と強く誓うのです。 逆に、はじめは「いいな」と思った女性でも、自分がピンチに陥ったとき、「生活が安定していないから」「収入が下がったから」という理由で、自分のもとを去ってしまうのではないかと、不安を感じるようだと、一生をともにする気にはなれません。 あなたに、好きな人と一緒に苦労を乗り越える覚悟ができていますか。 自分の損得を考えるのではなく、彼を一生支えることのできる強力なパートナーになれるかどうか。このことを常に考えてほしい。 どんな成功者にも下積みの生活があり、それを支えていたのはパートナーなのです。 いま、お金があるかどうかで彼を判断するのではなく、彼に不屈の精神と青雲の志があるかどうかで判断すると良いでしょう。
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