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「性」については、他人がとやかく口を挟むようなものではありませんが、基本的なことについては、知っておいたほうがいいでしょう。 
これについては、セオリーなどはなく、あなたと彼の心が一致して、自然に抱き合いたい気持ちになったときがそのときでしょう。何回目のデートで許そうなどと駆け引きするようなものではないと考えます。
男には、プラトニックラブなどはできない生理を持っており、好きなあなたと部屋にいれば、彼はあなたの体を必ず求めてきます。これはやむにやまれない男の性欲本能です。 あなたの体が目的だけではなくても、あなたを見れば男の血が騒ぐのです。
相性は性格的なものだけでなく、性についてもありますが、これについては、人前でいうようなものではないので、表面化していないだけです。でも、間違いなく性に対する相性があり、相性が悪いカップルであれば、悲劇的です。この相性だけは、経験によって知るしか方法がありません。
体調の悪いときは、はっきりと理由を言って断ることです。男性は何か特別の意味があるのではないかと勘ぐります。変な疑いをかけられないためにも、体の不調を彼に伝えることです。
これは、他人が口出しすべきものではなく、あなたが主導権を取って誘っても良いし、彼に主導権を任せてもよいでしょう。もちろん、その反対でも、二人が納得していれば、セオリーはありません。
性の問題になると、必ず、女性が被害者のような考え方をする人がいますが、合意で肉体関係を結んだのなら、あとから騙されたなどと言うのは間違っています。あるいは、「彼に許した」、「彼に上げた」などの言葉も、女性を自ら卑しめる言葉です。 陰(女)と陽(男)は、どちらが上でも下でもなく、陰陽は合体してひとつのものになるのです。あなたと彼がお互いに背中に手を回して抱き合っているとき、ふたりが抱き合って一体になっているもので、「彼があなたを」、「あなたが彼を」お互いに抱いているのです。 あなたが一方的に彼に抱かれる関係ではないのです。 そして凹凸が合致することによって、あなたの不足する部分と彼の余った部分がふさがり、人間としての完全体が出来上がります。 これが本来の男と女の「性」のあり方です。 |
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