|
「美しい女性はモテる」というのは、万国共通した認識であり、この自然界は動物でも植物でも美しいものに魅せられるように作られているのです。 男は生まれたときから、美しい女性を追い求めるようにDNAに組み込まれており、美しい女性と出会ったとき、男は次のように考えます。 「こんな美しい女と毎日一緒にいたら、自分はいつも心がときめいて、幸せになれるに違いない」 そして、男は、「この女が自分と一緒にいてくれるようになるには、プレゼントをしたり、美味しい食事をしたり、映画やドライブに連れて行ったりして、自分の優しさや男気をみせなくてはならない」と考えるものです。
美しい女性に出会った男は、彼女の気を引いたり、喜んでもらおうとして、頭の中はそれでいっぱいになるもので、特にときめきの度合いが大きければ大きいほど、男の妄想はどんどんと広がっていきます。 ですから、男の心をときめかせることのできる女性は、それだけで、「いい女」「幸せな女」になる条件を備えているといってもいいでしょう。 男の熱意を感じた女性は、こう思うはずです。 「こんなに優しくて、いつも私を楽しませてくれて、私のことを大切にしてくれるなら、もしかすると、ずっと一緒にいられる人かもしれない」
「美しい女性は、男の心をときめかせ、男は必死になって恋心をアピールし、それを女性も幸せに感じ、最後は結ばれてハッピーエンドを迎えられる」と、純情な女性なら考えるでしょう。 ですが、恋愛も経験を重ねると、それが幻想であったと気がつくのです。 つきあって数年が経つと、知り合ったころの優しさはなくなり、美味しい食事に連れて行ってくれることもなく、その男の正体を見てしまいます。 女は男心を射止めるために、化粧に気を配り、洋服、アクセサリーにも凝って、美しく見せようとし、男は、歯が浮くほどのキザな言葉を口にしたり、経済的な実力以上の車に乗るなどして、女心にアピールするでしょう。 このように、お互いが努力をすればするほど、現実とは遠いところでラブロマンスは始まりますが、その行き先は、何を意味しているのでしょうか。
特に必要以上に大きな運命を背負って生きている女性、周囲から高い評価を受けている人は、それを達成したり維持したりするのが大変で、多くの場合、普通の幸せすら手に入りません。 つまり、大きな出来事に日常を追われている女性よりも、小さな日常に追われている女性のほうが、圧倒的に幸せになっている確率が高く、最も不幸な女性は「小さな日常」もない女性といえるでしょう。 ここでいう小さな日常とは、毎日の快適な衣食住のことや、人間関係のことです。 そもそも美しさとは、清潔、整理整頓、そしてデコレーションの三つの条件が揃っていることを指します。 最近は、部屋中ゴミだらけにして平気な女とか、片付けられない女などが話題になりますが、小さな日常が成立していないということは、恋愛であれ、仕事であれ、どんなに努力しても高いレベルに到達できるはずがありません。 ですから、衣食住という、人としての原点すらきちんとできていない人が、いくら外側からキレイを付け足していっても、男の気持ちをつかみ続けることはできないし、幸せになれるはずもないのです。 つまり、「小さな日常」に満足を感じている女性こそが、幸せな女性、いい女性だということです。
|
|
|||||||||||||||||||||||
Copyright (C)2015. 愛されてモテる「可愛い女性」になろう All rights reserved. |