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人は、夢や未来を遠くの離れ小島のようなものだと想像しがちですが、夢や未来とは「今日の延長上」にしか存在しないものです。 ですから、今日あなたが何をしたかによって、夢や未来は明るくなったり、暗くなったり、近づいたり、遠ざかったりするのです。 つまり、未来とは、あなたの生き方によって、どうにでも変化していく「揺らいだ姿」をしているものです。 ある種の人は、あなたの運命は、先祖の霊やこれまでのあなたの生き方によって、すでに決定されているように話すことがあります。 確かに、先祖の霊を敬い、それに恥じぬ生き方を常に心がけるのも正しい生き方ですが、物事に一分の正当性があったからと言って、すべてが正しいという根拠にはなり得ません。 ですから、もしあなたが「自分の人生は、すでに決められている」という話を聞いて、それを信じるあまり、自分の未来は自分で考えることを放棄するとしたら、あなたは絶対に自分の人生を生きることはできません。 人生とは、ジグソーパズルと同じで、悩みながらワンピース、ワンピース探し当ててつくるものです。 意味もなく迷い、現実を受け止めず、考えることから逃れるという思考停止状態では、幸せなどなれるわけがないのです。 未来が今日の延長上にある以上、運命が決定されていない以上、未来は「今日あなたがどう生きたか」で、どのようにも変えられるということこそが、絶対の真実なのです。
あなたの未来を決めている要素とは、「あなたの考えていること」で、「あなたの考えたこと」だけが必ずあなたの未来に起こります。 自分の思いや考えは、実現力を持っており、現実に引き寄せる力がありますので、明るいことを考えていれば、明るい未来が待っており、暗い考えにとらわれていると、暗い未来が待っているということです。 つまり、あなたの未来とは、あなたの頭の中にあるものであり、それが運命をつくっていくということです。 自分の夢や未来を明るくしたければ、一つでも二つでも明日やることを今日メモする。朝起きたら、「今日も一日、頑張るぞ!」とつぶやく。そうした小さな積み重ねが、あなたの未来を輝かせるのです。
ちなみに、「頑張る」とは、「自分がしてほしいことを、他人にする」ということです。なぜなら、他人に対してしていることが、巡りめぐって自分にも戻ってくるからです。 ですから、優しくしてほしければ、誰かに優しくする。明るく生きたかったら、誰かを明るくする。幸せになりたかったら、誰かを幸せにする、ということです。 優しくすることは、たった電話一本でもできます。「最近、元気だった?」「何かあったら電話ちょうだいね」と言えば、相手は「あの人は気にかけてくれているんだな」と思います。 自分は何もしていないけれど、誰かが何かしてくれるという、そんな考えでは、たぶん何も起こりません。人を幸せにしていない人は、残念ながら自分も幸せになれないのです。 ですから、一日のうちで、誰かを喜ばすことを心がけることが必要です。 幸せの種を蒔かなければ、幸せの花は咲きません。だから、今日ひとつ、あなたも幸せの木を植えていけばいいのです。 今日は昨日より一歩でも、未来に近づこうと思う。そんな毎日の習慣、繰り返しが、数年後まったく別の、もっと素敵な自分を連れてくるのです。 人間の幸せになる生き方というものは、深く考える必要などなく、ずっと単純にできているのです。
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