|
幸せには、二つの種類があり、ひとつは、「誰もが今、手にできる幸せ」と、もうひとつは、「遠い未来に手にできる幸せ」がある。
一つ目の「誰もが今、手にできる幸せ」とは、美味しい、楽しい、気持ちいいと感じることです。 幸せな日々を送るためには絶対に必要なことなので、毎日、それを感じる努力が必要ですが、それには小さな注意も必要です。 五感で感じる幸せは、度が過ぎると幸福感が長続きしない、同じことを繰り返すと飽きてしまう、デブになる、ものを考えなくなる、といっ問題が出てくるでしょう。 多すぎず、少なすぎず、バランスを取っている時にのみ、幸せ感が最大になりますので、何事も適量が身体によく、大切なのです。 もうひとつの「遠い未来に手にできる幸せ」とは、人のために自らの人生を捧げて生きる人や、前人未到の快挙に執念を燃やすような人が手にする幸せです。 そこまで立派なことでなくても、半年先や一年先に幸せか咲くように種を蒔いて生きている人が手にできる幸せのことです。 できるだけ、「今日、手にできる幸せ」と「未来に手にできる幸せ」を手に入れられるように努力することが、本当の幸せを生きる人といえるでしょう。
多くの人は、「美味しい、楽しい、気持ちいい」が感じられれば、幸せと感じることができますが、今、自分が暮らしている位置からは、感じにくいこともあるはずです。 たとえば、病気の人は健康になれば幸せになれると思っています。ですが、健康な人は、健康なことを幸せと感じて生きているでしょうか。 お腹いっぱいにご飯を食べたことのない貧しい国の人たちは、お腹いっぱいご飯を食べられれば幸せを感じられます。しかし、いつまでもお腹いっぱいご飯を食べられる人は、それだけで幸せを感じられるでしょうか。 また、「キレイになれば幸せになれる」と信じている女性は大勢いますが、この程度キレイになれば幸せになれ、どの程度だと不幸せになると思っているのでしょうか。 確かなことは、人はすでに手にしているものは幸せと呼ばず、手に入らないものが入ることを幸せと言っているということです。 自分が今、手にしている幸せに気づこうとせず、特に「幸せとは何か」についてポリシーがあるわけでもない、そんな幼稚な幸せ観のままでは、幸せになれるはずもありません。
|
|
|||||||||||||||||||
Copyright (C)2015. 愛されてモテる「可愛い女性」になろう All rights reserved. |