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欲望を否定する必要はなく、志、向上心へと、ステップアップしていけばいいのです。 同じマナーでも、レベルがあります。 たとえば、挨拶でも、声に出して元気よくするのもあれば、アイコンタクトだけのものもあります。 声を出していないから、挨拶のマナーがなっていないと思うのは間違いです。アイコンタクトだけの挨拶は、より高いところに志を持った挨拶です。 VIPのお客様に対して「しらっしゃいませ! ○○さん」と名前を呼ぶのは、好ましいサービスではありません。 常連であることを目線でアピールするのは、名前を呼ばれてうれしいお客様よりも、レベルが高く、テクを要します。 セックスに関しても、最初は「欲望」というステップを踏むものですが、それ以前に、「私はセックスがしたいとは思っていない」と否定してしまう人もいます。 ★そういう人は、セックスをしたいという欲望を、まず認めることです。 そこから、いいセックスがしたいという志の部分が出てきます。 さらに、向上心を持って、上手になりたいと思うのです。 「向上心」という言葉自体は難しく聞こえますが、ボウリングがうまくなることと同じで、技術だけではなく、精神面まで上達したくなります。 メンタルなところへとステップアップしていけばいいのです。 入門は欲望からでいいのです。ただし、そこにとどまっていたり、否定したりしてはいけません。 二流の男は、これを否定して、「なんだ、セックスの上手な人としたいと思っているのか、この女は。遊び人だ」と思います。 ボウリングを上達したいと思っても、遊び人だとは思われないでしょうが、セックスが上達したいというと、即「この女は淫乱だな」と思ってしまうのです。 これは男性としての自信がないだけではありません。キャパシティーがないのです。 「セックスをしたい」は欲望。 「いいセックスがしたい」は、志。 「セックスの上手な人としたい」は、向上心。
ある女性の外人は、「日本のTVドラマは、必ず待ち合わせをして、ごはんを食べ、お酒を飲み、シャワーを浴びてからベッドシーンになる。これは不純でダンドリっぽい」と言っています。 「セックスは高まる情熱に従うのが純粋だから、シャワーを浴びているのはおかしい。シャワーを浴びている間はないはずだ」と彼女は言います。 自分の情熱をバンとぶつけられず、ダンドリを踏まないと気がすまないタイプの人もいます。 頭の中で、待ち合わせをして、ごはんを食べ、お酒を飲み、シャワーを浴びてからセックスというダンドリを組んでいる人は、このダンドリが崩れたら弱いからです。 それは女性も同じです。 1回目のデートは何もなし、2回目でキスぐらい、3回目でセックス、とダンドリを組んでいる人は、そのダンドリを変えることができません。情熱よりダンドリを優先しています。 シャワーを浴びないでいきなりセックスになって、ダンドリを逆転させるような男が出てきたときに対応できません。 ★その男に愛がないのではありません。愛が強いからダンドリがずれるのです。 いつもダンドリ通りにいくとは限りませんが、TVの場合は、視聴率を引っ張るために延ばしているのです。 現実においては、ダンドリどおりには行かないものです。男の力は、ダンドリがはずれたところからが、見せ場なのです。
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