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男性の場合には、昔も今も暮らしの役割は大きく変化はしていませんが、女性にはこの半世紀の間に、家事が急速に電化され、ボタンひとつで多くの家事から解放される、という大きな変化が起こり、長年の重労働から解放されたといえます。 このように家事が大幅に軽減されたことで、余裕のある豊かな暮らしに近づけたのであれば喜ばしいのですが、どういうわけか、片付けられない女やゴミと暮らす女の大量発生という事態も起こりました。 特に、女性が大きな役割を担っていた食糧の備蓄、管理、調理は、今では、スーパーやコンビニのほうが効率よく、コストも安いため、必要な時に必要な分だけ買ってすむようになっています。
いまや家庭の冷蔵庫は、食料の貯蔵庫というより、スーパー、コンビニから買ってきた惣菜の一時置き場のようになりつつあります。 しかし、男性からすれば、一日の仕事の終わりに自分のいつもの席で、自分のためにつくられた食事を取る時間は、ホッとできる大切なひとときです。 そして、男性は、自分が望んだ時に、自分のために温かい食事を笑顔で用意してもらえることに「愛されている」と感じるものなのです。 ところがスーパーやコンビニで買ってきた惣菜を、散らかった部屋で一人黙々とテレビを見ながら食べるのが結婚の現実の姿だとしたら、男性は女性の存在をどう理解すればよいのでしょう。 現在、家事をするのは、女性だけの仕事とはいえませんが、それでも家事の達人になることは、豊かで潤いのある暮らしには絶対不可欠です。家事は家族や友人を喜ばせるだけでなく、理想の暮らしをつくるためにも、絶対必要なスキルなのです。
「男がどうしてもこの女といたい」と感じる瞬間とは、心地良いという形容詞がついたライフスタイルの達人の姿を垣間見たときです。 つまり、女性が料理や掃除、ガーデニングをする姿を目にした時、また女性らしい気遣いに接した時に、男は一人の女性を選ぶのです。 料理や掃除をしている女性の姿は、男の目に限りなく美しいものとして映ります。それはあなたが、アウトドアや仕事場で活躍する彼、車を運転している時の彼を見てドキッとし、恋心が芽生えるのと同じことで、男は古今東西「一緒に生きる女」のイメージが共通しています。 女のスキルを磨いている女に魅かれない男などいないのです。 なぜ、生活の基本であり、男の目に魅力的に映る家事を女性が「やらされている」と感じるのか、拒絶しようとするのか、私には理解できません。
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